まだ不具合が改善していませんが音沙汰なしなのでレビューします。
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ONKYO TX-NR818(2012年モデル、7.1ch)
後継機種はTX-NR929になります。(9.1ch化、値段上昇)
2014年モデルで後継機種「TX-NR838」が出ました。
音場設定で有名なAudysseyのライセンスが無くなってしまい、独自のものに変更されているので注意が必要です。


【デザイン】
ミドルレンジのアンプになるのでフロントの端子部が隠れるようにアルミカバーがついているので高級感があります。
表示部も2段で入力ソースと音場モードを同時に表示できます。
【操作性】
TX-SA608よりもメニュー操作などがもっさりしています。
一度設定すればおまりいじらないと思うので問題ありません。
【音質】
TX-SA608よりもアンプに余裕ができて、フロントの駆動力が増し深い音が出るようになりました。
Audyssey MultEQ XT32が効果的に働いてTX-SA608のAudyssey 2EQの時にあったAudyssey Dynamic EQを有効にした際の低音出過ぎ問題が解消し、控えめで上品な音場になりました。
以前はDynamic EQはBD視聴時にはOFFにしていましたが、今回はONにしています。
リファレンスレベルも0dBもままにしていますが問題ありません。 
【パワー】
大きなフロアスピーカーを十分に駆動できている気がします。
【機能性】
ネットワークオーディオ機能やradikoも聞くことができます。(あまり使いませんが・・・)
オンキヨーのアンプは入力端子ごとにデフォルトの音場モードを固定できるのが便利です。
(たとえ音場モードを変更しても電源ON/OFFで元に戻る機能)
【入出力端子】
アナログ系入力端子が多く、私の使いは他では全然使っていません。
HDMI入力も8個もあるのでそんなにつなぐ機械がありません。十分すぎです。
【サイズ】
横幅はTX-SA608と比べて大して変わりませんが、高さが数センチ上昇しました。
ラックに入れた当初かなりぎりぎりで放熱に不安があったので写真でわかるように少し上げ底にしています。
ミドルレンジのアンプを購入する際は大きさのチェックが必須です。
【総評】
前の記事で書いている不具合が一番の問題です。
それがなくなれば満足のいく結果になりました。
あと、不満なのはTX-SA608と比べて電源を入れてから音が出るまでの時間が長くなってしまったことです。
10秒くらいは無音が続くのでなれないと気になります。